2022.06.27
【星空マスター便り vol.27】へび座
今週も皆さまに星空マスターより明日話したくなる星空の知識をお届けいたします。
今回は、夏の星座や星を見つける目印になっており、へび座は、夏の南天で輝く星座です。
そして、頭部と尾部の二つに分かれた珍しい星座「へび座」を紹介いたします。
【へび座】
●ふたつに分かれた珍しい星座
へび座は、へびつかい座に挟まれているため、頭と尾の2つの部分に分かれる珍しい星座です。古代バビロニア時代には、この2つの星座はひとつでしたが、いつの間にかへび座が独立しました。夏になると、南の空高く、さそり座の上に輝いています。3等星と4等星ばかりなので、明るく見やすいとはいえませんが、割と見つけやすい星座です。
●医療・健康のシンボル へび座
へび座とへびつかい座は元々一つの星座だったため、へび座だけのギリシア神話はありません。 へびつかい座は神医アスクレピオスの姿でありこのへび座は健康のシンボル、医術のシンボルとされている
へびつかい座のモデル、アスクレピオスは、太陽の神アポロンの息子で、賢者ケイロンの下で医学を学んだ医師です。 彼は研究や技を磨き、ついに死人まで生き返らせるようになりました。
これに困ったのが冥界の王プルトーです。 プルトーはゼウスに頼んだところ、ゼウスはアスクレピオスを殺して、夜空に上げて星座にしたということです。
美しいへび座が華やかに輝く夏、星座の神話に思いを馳せながらグランシャリオ北斗七星135°にて夜空を眺めてみてはいかがでしょうか。皆さんのお越しをお待ちしております。
▼「星空マスター便り」バックナンバー
vol.24 はくちょう座
vol.25 こと座
vol.26 わし座
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