お知らせ

2022.01.17

【星空マスター便り vol.4】冬の星座~おおいぬ座編~

今週も皆さまに星空マスターより明日話したくなる星空の知識をお届けいたします。
今回は、冬の大三角形の一つであり、星座の星のなかで最も明るいシリウスが輝く、冬の星座「おおいぬ座」についてです。

【おおいぬ座】
●全天でひときわ輝く星、シリウス

おおいぬ座の目印は、もっとも明るい星のシリウスです。これは全天の星7,000個ほどある中で、最も明るい星でもあります。星空でシリウスを探すには、隣のオリオン座を見つける方法もありますが、冬の南の空をながめてみて、いちばん明るく輝いている星を探してももよいかもしれません。

また、「おおいぬ座」のシリウス、前回取り上げた「オリオン座」のベテルギウス、そして「こいぬ座」のプロキオンを結んでできる三角形は「冬の大三角」と呼ばれています。

●狩人 オリオンが従えた2頭の犬

ギリシャ神話の英雄・オリオンは、狩りの名手としても知られており、いつも2頭の猟犬を従えていました。ある日、狩りの途中で、獲物がいることに気付きます。しかし、獲物は天の川の向こうにいて、仕留めるためには、その川を渡らなければなりませんでした。
オリオンの猟犬のうち、1頭はおおいぬで、もう1頭はまだこいぬでした。オリオンはおおいぬだけを連れて、川を渡っていきました。そのため、オリオン、おおいぬとこいぬの間には天の川が流れています。
そしてこいぬは寂しそうに二人を見つめている、と言われています。

美しいおおいぬ座が華やかに輝く冬、星座の神話に思いを馳せながらグランシャリオ北斗七星135°にて夜空を眺めてみてはいかがでしょうか。皆さんのお越しをお待ちしております。

※こちらは、2022年1月16日にスタッフが撮影したおおいぬ座の写真でございます。

 

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