【星空マスター便り vol.6】冬の星座~おうし座編~
今週も皆さまに星空マスターより明日話したくなる星空の知識をお届けいたします。
今回は、4/20〜5/20の誕生星座でも知られている冬の星座「おうし座」についてです。
【おうし座】
●夜空にささる牡牛の右目、アルデバラン
おうし座は、以前取り上げたオリオン座をガイドにして探してみましょう。夜空にオリオン座を見つけたら、星が3つ並んだ三つ星の並びにそって、視線を右上へ移すと、辺りの星より一際は明るく、オレンジ色に輝く星にたどり着きます。それがおうし座の1等星 アルデバランです。
また、アルデバランと、オリオン座のリゲル、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオン、ふたご座のポルックス、そして、ぎょしゃ座のカペラを結ぶ大きな六角形は、「冬のダイヤモンド(冬の大六角形)」と呼ばれていて、いずれの星も1等星なので、すぐにとらえることができます。
●美女と牛に姿を変えた神々の王の愛物語
テュロスという町に、エウロぺという美しい女性がいました。そのエウロぺを見たゼウスは一目惚れをしてしまいます。ゼウスは、その美しいエウロペに近づくためにどうしたら良いかを考えます。そして、ゼウスは、白いおうしに姿を変えることにします。白く大きなおうしは、珍しくエウロペも気に入り、おうしの背中に座ろうとした瞬間、おうしは立ち上がり海に入って猛然と泳ぎ出しました。そのままクレタ島という島まで連れて行き、そこでゼウスは本来の姿を現し、エウロペに愛を伝えました。そして、2人は結ばれました。
この海を駆け抜けるおうし(ゼウス)の姿が、おうし座として夜空に輝いていると言われています。
また、エウロぺがさらわれた、フェニキア(現在のレバノン)から西に位置する土地周辺を、彼女の名前からヨーロッパと呼ぶようになったとも言われています。
またグランシャリオ北斗七星135°では、12星座カクテルをご用意しております。今回ご紹介した「おうし座」のカクテル・「ホワイトレディ」をお楽しみいただけます。
美しいおうし座が華やかに輝く冬、星座の神話に思いを馳せながらグランシャリオ北斗七星135°にて夜空を眺めてみてはいかがでしょうか。皆さんのお越しをお待ちしております。
※こちらは、2022年1月30日にスタッフが撮影した星空の写真でございます。。
▼「星空マスター便り」バックナンバー
vol.3 冬の星座〜オリオン座編〜
vol.4 冬の星座〜おおいぬ座編〜
vol.5冬の星座~こいぬ座編~
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