お知らせ

2022.10.24

【星空マスター便り vol.31】みずがめ座

今週も皆さまに星空マスターより明日話したくなる星空の知識をお届けいたします。

今回は、誕生星座として知られている星座であり、秋の夜空に輝く星座なっている「みずがめ座」を紹介いたします。

 

【みずがめ座】

●正義の神アストレアが持つ天秤

 

みずがめ座は、星占いにも出てくる星座なので、名前を知っている人は多いことでしょう。

その歴史も古く、みずがめ座の起源は、古代メソポタミアの頃から存在していた星座だと考えられています。 ギリシア神話では、美少年の姿が描かれていますが、 古代メソポタニアでは、みずがめ座は水の女神の姿と考えられていたようです

みずがめ座は大きな星座ですが、3等星以下の暗い星ばかりで構成されているので、 少し見つけにくい星座です。周りに明るい星がないことから、「秋のひとつ星」と呼ばれることもあります。

 

●水瓶を持った美少年 ガニュメデス

 

ギリシア神話の世界では、みずがめ座は神々にお酒をつぐ美少年ガニュメデスが、 水がめをもった姿とされています。

 

ガニュメデスは、トロイア国に住む美しい少年でした。 彼の美しさは誰もがうっとり見つめてしまうほどで、若さに輝くガニュメデスの身体は黄金に輝いていたといいます。

 

そんなとき、天界では、英雄ヘラクレスと女神ヘラの娘へーべが結婚することになりました。 へーべは、オリンポス宮殿で神々にお酒をつぐ役目を司っていたので、 彼女の後継者が必要になりました。 その時にゼウスが目に付けたのが、ガニュメデス少年でした。

 

ゼウスは大きな鷲に姿を変えると、トロイアの高原に向かい、ガニュメデスを見つけると、 急降下して少年を連れさらってきました。 それ以後、ガニュメデスは、神々の宮殿でお酒を注ぐ役割を担うようになり、 夜空には、彼を形どった星座が輝くようになったということです。

 

美しいみずがめ座が華やかに輝く秋、星座の神話に思いを馳せながらグランシャリオ北斗七星135°にて夜空を眺めてみてはいかがでしょうか。皆さんのお越しをお待ちしております。

 

ご予約はこちらからいただけます

 

LANGUAGE »
LANGUAGE »